1. はじめに:Pythonを学ぶ理由
Pythonは、AI・機械学習の分野で最も人気のあるプログラミング言語です!
✅ シンプルでわかりやすい文法(初心者でも学びやすい)
✅ AI開発向けのライブラリが豊富(TensorFlow, PyTorch, NumPy など)
✅ データ処理・自動化に強い(AI開発だけでなく、業務効率化にも活用可能)
📌 今回は、Jupyter Notebookを使ってPythonの基本を学んでいきます!
👉 「変数・データ型・条件分岐・ループ・関数」 の5つをマスターしましょう!
その前にpythonの環境を構築していない方は前回の記事をご覧くださいhttps://ganbaruzooooofufufu.com/「aiを学ぶ前に知っておくべきitの基礎環境構築python【/
2. 変数(Variable)を使ってみよう
変数とは、データを一時的に保存するための「箱」 です。
✅ 変数の基本
以下のコードをJupyter Notebookに入力し、「Shift + Enter」で実行 してください!
x = 10
y = 5
z = x + y
print(z)
👉 「15」と表示されればOK! 🎉
1行目で2行目でそれそれ、xに10をyに5を代入しています。
3行目でzに、x(=10)とy(=5)の和を代入しています。
4行目でprint(z)によりzの値を出力しています(予備知識編2で説明)
注意点として挙げられるのは数学のように“〇=▲”は〇と▲は等しいという意味ではないということです!
“=”は〇に▲を代入するという意味です。
試しに数学の”=”としてコードを書いてみます!
10 = x
5 = y
z = x + y
このコードで実行「Shift + Enter」するとエラーの表示になります。
数学的に見ればxは10でyは5となりますが、
プログラミング(例外もあるかも)では10にxを代入、5にyを代入と不自然なコードとなってしまいます!
“=”は代入を意識してコードを書きましょう。
✅ Pythonでは、変数にデータを代入するだけで使える!(型の宣言不要)
読み飛ばしてー>他の言語、例えばJavaなどでは変数を使う場合、整数なら「int」,文字列なら「string」などをあらかじめ宣言する必要があるそうです!
✅ print(変数名)
を使えば、変数の値を表示できる!
なんと変数を使用する場合、変数名のルールが存在します。
💡 変数名のルール
良い例
アルファベットや _
(アンダースコア)を使う(例: my_variable
✅)
今回の場合「x」「y」「z」はOK!
悪い例
数字で始めない(例: 1num
❌)
この場合、「num1」にすれば大丈夫です。

3. データ型(Data Type)を理解しよう
Pythonには、さまざまな種類のデータ型があります。
データ型 | 説明 | 例 |
---|---|---|
整数(int) | 整数を扱う | x = 10 |
浮動小数点数(float) | 小数を扱う | y = 3.14 |
文字列(str) | 文字を扱う | name = "Python" |
リスト(list) | 複数の値を格納する | numbers = [1, 2, 3] |
辞書(dict) | キーと値のセットを持つ | person = {"name": "Alice", "age": 25} |
✅ データ型を確認する方法
x = 10
y = 3.14
name = "Python"
print(type(x))
print(type(y))
print(type(name))
#コメントアウト
#出力結果
<class 'int'>
<class 'float'>
<class 'str'>
👉 実行すると、それぞれのデータ型が表示される! 🎉
1行目、2行目、3行目では「x」「y」「name」という変数の箱を作成しました。
それらにそれぞれ、10(整数)、3.14(小数)、“Python”(文字列)を代入しています。
💡ここで文字列は“”で囲まれた文字が出力されます。
5行目、6行目、7行目でそれぞれのデータ型をprint!(出力しています)
print()の()の中身を見てみると「type(x)」となってますね!
つまり「type(x)」をprint(出力)するという意味です。
では、type()とは、、、
ご察しの通り()の中身のデータ型を表すという意味ですね。
・type(x)はxのデータ型の種類!つまり整数(int)
・type(y)はxのデータ型の種類!つまり浮動小数点数(float)
・type(name)はxのデータ型の種類!つまり文字列(str)
🙎くなりましたが、このようなプロセスでデータ型を出力しています!
補足ですが、7行目に#コメントアウトと書きました。
これは、コメントアウトという機能で「#□□□」とすると□□□がコードを読み取る際に無視されます。
つまりコメントアウトの機能を利用してメモを残したり注釈を書いたりします。
コーディング(コードを書くこと)の規模が大きくなると必須なスキルとなりますので、
覚えていきましょう!
4. まとめ
✅変数を使ってデータを保存できる!
✅データ型を理解して、適切に使い分けよう!
✅Pythonは型宣言が不要で、直感的に使える!
📌 次回:「条件分岐を学ぼう!(予備知識編4)」
次回の記事では、
プログラムをより柔軟にする「条件分岐(if文)」について解説します!
記事に誤りや誤解を生む表現など不適切な文面・資料がございましたら教えていただけると幸いです。
最後に本記事を書くに当たって参考にしたURLです。
Python公式ドキュメント: https://docs.python.org/ja/3/
Pythonチュートリアル(入門): https://www.w3schools.com/python/
PyQ(Python学習サイト): https://pyq.jp/
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